皆さんのお子さんたちは、どのように漢字を覚えていますか?
おそらく、何度も何度も漢字を書いて覚えているお子さんが多いのではないでしょうか?
学校でも、漢字ドリルの宿題が出ますよね。
私も、やりたくなくて、泣きながらノートに書いて練習した覚えがあります。

さて、現在、我が家には、小学校3年生と2年生の娘がいますが、
学校の先生の教え方は、昔(30年前)と同じです。
「何度も漢字を書いて覚えましょう!」と、ノートいっぱいに、漢字の練習をさせる指導が主流のように思います。
しかし、皆さんのお子さんたちは「何度も漢字を書いて」、実際に効果が出ているでしょうか?
という方もお子さんも多いかも…

家庭でも、「漢字の練習しなさい!!また悪い点で良いの?!」なんて、
親子バトルが繰り広げられていませんか?
つまり、「書かずに覚える」方法です。
漢字学習にかける時間は、多くて数日に5分程度です。
これからご紹介する、ある訓練をしていくと、わずかな時間で、かなりの効果が出るようになりました。
もちろん、「漢字の練習しなさい!」なんていう、ケンカにさえなりません。
テストの点数も良いし、親子関係も良好で、サイコーです!
例えば、この写真は、長女(小3)の漢字たしかめテストです。
前日に「明日テストだから、練習しておいてね!」と先生から宿題が出たようです。
娘の場合、勉強時間にして、ほんの数分。
結果は、100点でした。

これは、自慢でも何でもなく、
「どのお子さんでも」これからご紹介する方法を試せば、
何度も書かずに覚えることができる!ということです。
お子さんが漢字学習で自信を無くしているようでしたら、
ぜひ試して欲しいです。
がんばってるのに点数が上がらないことほど、子供にとって悲しいことはありません。
しかも、効率的で、子どもに負担の少ないのがポイント。
これから、おうちの方も「漢字やりなさい!」とイライラする必要もなくなります!
では、実際、「書かずに覚える」方法を詳しくご紹介していきます。
どんぐり倶楽部のイメージフィックス法
我が家で採用しているのは、どんぐり倶楽部の”イメージフィックス法”というやり方です。
イメージを、頭の中にフィックス(=記憶にとどめ)させるという意味です。
子どもの勉強のムリ・ムダを減らし、賢く健全な大人を育てる取り組みをしています。
次の記事も参考にしてください。
イメージフィックス法とは、簡単に言うと、
「漢字を頭の中で再現して、思い出すトレーニング」をする方法です。
お子さんに試す前に、まずは、大人の皆さんが、やって効果を実感してみてくださいね。
やってみると、本当に、複雑な漢字でも覚えられるのが不思議なくらいです。
では、さっそくやりましょう!
例えば、「鬱」という漢字を例にとって、試してみます。
大人だと、読めるけど書けないですよね。
この漢字を書かずに覚えられるのが、次のやり方です。
イメージフィックス法
1.辞典などで、【漢字の読み方・意味・使い方・書き順】を確認
2.目で、漢字の書き順を追っていく。(かくなび.comが便利)
3.目をつぶって、頭の中で、漢字を再現してみる。
4.再現できなかったところに意識を集中して、もう一度2に戻り、お手本を見る
5.目をつぶって、再度、頭の中で再現してみる。
6.最後に、書けるかチェック
7.終了
動画で、イメージフィックス法の詳細を見たい方はこちら↓
いかがでしたか?
一度だけでは難しいけれど、【お手本をよく見る→頭の中で再現】を繰り返すと、
書けるようになりませんでしたか?
大人にも効果的なこの方法。
お子さんにも、ぜひイメージフィックス法を試して欲しいんです。
新しい教材など買う必要もなく、時間もかかりませんよね?
我が家のイメージフィックス法
うちでは、娘たちがどうしても覚えられない漢字があった時に、イメージフィックス法を使っています。
どんぐり倶楽部では、漢字を書けることにこだわりません。
小学校時代は、漢字は読めればOKという考え方です。
新しい漢字を習ってから、時間が経つと、自然と書けるようになることが多いです。
例えば、小1の漢字は、小2になると、楽々書けるようになっていたりしますよね?
書けないからと言って、イライラせず、漢字の定着をゆったり待つことも大事だと思います。
さて、我が家では、長女も次女も、「事」という漢字が苦手でした。
横棒がたくさんあって、よく分からないみたいでした。笑
【Before】×

こんな時こそ、どんぐり倶楽部の「イメージフィックス法」で解決!
まずは、A4の白い紙に、サインペンなどで太くハッキリと漢字を一文字だけ大きく書きます。
本人が書いたり、私が書いたり、どちらもあります。

とにかく、大きめにお手本を書くことが大事です。
書き順を目で追う。
頭の中で漢字を再現し、出来なかったら、あやふやな部分をよく意識して、もう一度見ます。
そうすると、あいまいだった部分が、すっきりクリアになって、頭の中に残ります。
そして、最期に、「一文字だけ」丁寧に書いてみましょう!
【After】⭕

姉妹とも、今は書けるようになりました。
これで、お子さんも「覚えるまで何度も書かないといけない。やだな~。。」というプレッシャーから解放されます。
テストで点数が取れる
さらに、イメージフィックス法のおすすめポイントがあります。
それは「テストで点数が取れる」ということです。

従来の”何度も書いて覚える”という練習方法では、
その場で漢字を「写す」ことに集中しています。
だから、漢字を「記憶」できたかというと、そうでもありません。
実際に、学校や塾でテストになると書けない漢字が出てきますよね。
子供も、「ノートいっぱいに書いて練習したのに、なんで書けないんだろう?」と悲しい思いをしますよね。
「自分には、記憶力がないんだ。。」と自信を無くしてしまうかもしれません。
しかし、このイメージフィックス法は、
「思い出す訓練」を中心にしているため、テストで漢字を書く(再現する)ことが出来るのです。
ごく少量の練習で、テストの点数をきっちり取りにいきましょう!
どんぐり倶楽部「イメージフィックス法」まとめ
これまで、漢字を何度も書いても効果がでなかったお子さんでも、
”イメージフィックス法”を使うことで、最低限の努力で、最大の結果を得られるように、なります。
我が家の娘たちは、1年生からイメージフィックス法を使っています。
一切、先取り学習なしで、学校でのみ漢字を習ってきます。
それでも、十分すぎるほどの効果が出ています。
娘たちの観察を続けてみると、イメージフィックス法は、訓練を続けていくことで、
さらに覚える時間が短縮されていくようです。
つまり、1~2度漢字を見れば覚えられるコツを、本人たちが勝手に身に着けてくるのです。
私自身は、語学が趣味なので、英語とビルマ語の単語を、イメージフィックス法で覚えています。
お子さんが、漢字練習にかけていた時間は、自然や友達との遊びにまわしてあげてください!
本当の”思考力”の土台は、子供時代の自主的な遊びから生まれます。
子供は遊びの中から、賢さを身に着けていきますよ!
賢く健全に子供を育てる「どんぐり倶楽部」
もっと情報を知りたい方はこちら!



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では、今回は、このあたりで。
お読みいただき、ありがとうございました!