この記事では、
年子姉妹を10年育てた私が考える、メリットとデメリット
こちらをお話します。
年子育児って、どんな大変なことがある?
逆に、楽なこともある?
年子を妊娠中だけど、これからどうなるんだろう…心配。
年子のメリット・デメリットを知りたい。
こんな悩みにお答えします。
我が家の年子紹介

うちは、女の子の年子です。
長女を出産後、ほどなく妊娠。1才6か月差で次女を産みました。
生まれた時から、仲良しでずーっとべったり。
現在、長女が10才、次女は8才です。
小学生になった今も、親友のような関係です。
かなり、ケンカもしますが、すぐに仲直りできるのが二人の良いところ。
なりふり構わず過ごした忙しい時期も終わり、過去を振り返る余裕ができました。
2~3才差の兄弟姉妹がメジャーな中、年子って世間からどういう風に思われるの?
実際、育ててみてどうだった?
気になりますよね。
この記事は3分ほどで読めますので、育児のイメージを膨らませてみて下さいね。
年子育児のメリット

- 赤ちゃんグッズを使いまわせる
- 育児を一気に終われる
- 服を共有できる
- ”親友”みたいな存在になれる
- 勉強をお互い教え合える
一つずつ見ていきます。
赤ちゃんグッズを使いまわせる

上の子が赤ちゃん時期を終えたころに、下の子が生まれますので、赤ちゃんグッズを片付ける必要がありません。
そのまま下の子に使えますよ。
ママのマタニティグッズも、そのまま使えます。
年子育児では、上の子が使ったものを、処分せずにすぐに使えます。
だから、かなりの節約効果が期待できます。
【バンボ】
→上の子の食事中に、下の子をバンボで待たす時に威力を発揮!
<我が家の使い方>
1.下の子をバンボに「スポッ」と入れましょう。
2.結んだビニール袋を持たせて、「カサカサ」遊ばせてます。
3.その間に、長女のご飯を終わらせます。
わりと長い時間(20分くらい)待てましたよ😁
(2023/05/31 06:11:48時点 楽天市場調べ-詳細)
【エルゴ抱っこ紐】
→180cmの長身の旦那も使えた、安定感ばつぐんの抱っこ紐。
腰痛持ちの私でも大丈夫だった唯一の商品。
4年間ガンガン使っても、故障なし!
抱っこ紐には、絶対お金をかけた方が良いという結論。
必ず、「正規品」を買うべし!
【ベビーカー】
【一人乗りベビーカー】
ベビーカーの使用期間は、5~6年程度を考えると、安物は買わない方が良いです。
特に、ベビーカーを毎日使う予定のある方ならなおさら。
さらに、年子ちゃんたちが小さいうちは、一人乗りベビーカーに二人で乗るという荒業をしなきゃならない時があります。
外出先で、二人とも眠くなっちゃった時とか、二人ともベビーカーに乗りたくて騒ぐ時です。
(本当はダメです。知ってます。でも、ママ一人+年子で外出だと、やらなきゃどうにもないタイミングがあるんです。。)
だから、ベビーカーは、計量かつ強度がある、ある程度高価なものが安心です。
うちはアップリカを買いました。
故障の対応も丁寧で、さすが国産って感じでした!
さらに、【二人乗りベビーカー】も買いました。
こちらは、安さ重視で、アメリカ製のもの。
→
>>年子育児で使った、ベビーカー2台の詳細レポートはこちら
という訳で、次女が生まれて、新しく買ったのは、、肌着くらいかも…?😂
ごめん、次女。

育児を一気に終われる

次女が生まれた時、長女はまだ1才半。
想像を絶する忙しさと、ストレスの中、常に戦闘モードで母をやっていた時代。
かなり疾走感たっぷりな0~3才時期でした。
あこがれていた、優雅なママ生活とはほど遠く、自分を「ぼろ雑巾」と自虐してました。

年子ちゃんたちが3才頃までは、ママはかなり消耗しますので、息抜きをしてください。
具体的な息抜き方法は、こちら▼
「育児が終わった!(ひと段落した!)」と思ったのは、次女が幼稚園に入った時ですね。
長女は、年少さんから入園。
次女が、卒園するまで、合計4年間しか幼稚園に通いません。
よくある、2~3才差の兄弟(姉妹)の場合、幼稚園に通う期間は、5~6年ですよね。

やれママ友ランチだの、クラス委員だの、色々なボランティアや人付き合いから、一足お先に解放されます。
(別に、嫌じゃないですが、大変な時もありますよね~)
そして、現在は、うちの年子姉妹は、二人とも小学生。
小学生になると、超~~楽ですよ~!
自分で学校に行って、自分で帰ってきますから。
現在、私にとって、娘たちは、おしゃべりを楽しんで、助け合える友達みたいな関係です。
「赤ちゃんがもう一人増える」という感覚でスタートした年子育児。
確かに、スタートから数年間は、記憶に残らないほど多忙です。
他の年子姉妹ママさんも、「壮絶な乳児期を乗り越えると…天国が待っていた!」って書いてますし▼
https://sokka-sokka.com/toshigo-advantages-disadvantages/
年子育児0~3才期は、忙しすぎて、記憶に残らない~と思い、3年子育て日記をつけました。
つける時はちょっと大変かもですが、後で思い出の財産になりますよ😍
めっちゃおススメです。

子どもも一緒に、ぐりぐり書いたので、もう中身はボロボロです。
それがまた、良いんですが!

これ、安くておススメです▼
服を共有できる

兄弟、姉妹という同性の年子の場合、服を共有できます。
まず、小さい頃は、上の子から下の子にお下がりをどんどん着させられますよね。
下の子が、デザインの好みなどないうちは、どんどんお下がりでいっちゃいましょ!
4~5才くらいになると、年子ちゃんたちの背丈もだいぶ近づいてくると思うので、服を共有できるようになりますよ。
つまり、服を買う数が減るんです。
そこから節約効果がうまれます。
たとえば、夏服は、二人でだいたい15セットくらいです。
これでも、多すぎるくらい。

「今日これ貸して~」
「いいよ~」
みたいに、交換こしながら、毎朝着替えていて、ほほえましいものです。
”親友”みたいな存在になれる

年が近いと、似たようなものを見て、笑い、泣き、怒ります。
興味の対象も似ています。
クラスで流行っていること、楽しかったイベント、友達とのやり取り。
年子兄弟、姉妹は、過ごしている世界を共有しているので、かなり会話が多いです。
楽しいことばかりではなく、先生から怒られたこと、友達とケンカしたことなど。。
辛かったり、悲しかったことも、年子同士で、話をして、聞いてあげたりしています。
つまり、”親友”同士が、一緒の家に住んでいると言っても過言ではないかも。(笑)
もちろん、仲が良い分、けんかの数も半端なく多いですけどね、、、( ;∀;)
(え、ケンカの仲裁ですか?
私は、基本的にしてません。笑 仲直りもあっと言う間なので)
勉強をお互い教え合える

長女が学校で習ってきたことは、次女が帰宅したら、教科書を見せたりしながら教えています。
例えば、小学校2年生で習う、かけ算は、長女が「にいちがに、ににんがし、、」と、家で限りなくリピートしますので、次女はすでにほとんど暗記してしまいました。
逆に、次女が学校で習ってきたことは、長女にとって、良い復習材料になっているようです。
小学校は、担任の先生によって教えて方が全然違うことがあるので、
長女「え~~、A先生ってそういう風に繰り下がりの教え方するんだ!B先生と違う!」
次女「え?やり方ちがうの?B先生は、どうやってやってるの??教えて~」
なんて会話も、ちらほら聞きますよ。
長女は、次女の授業の話をきいて、復習。
次女は、長女の授業の話をきいて、予習。
そんな、思っても見なかった学習の相乗効果が生まれています。
年子のデメリット

続いて、デメリットに移ります。
- 世間の目が冷たい(時がある)
- 赤ちゃん時期が、半端なく忙しい!
- 外出がヘビー
- 一気にお金がかかる
年子育児には、いくつかデメリットもあります。
思い出してみると、特に生まれた直後のデメリットが多いかも。
つまり、最初の数年(具体的には0~3才くらい)を乗り越えれば、あとは楽ってことなんです。
では、一つずつ詳しくみましょう。
世間の目が冷たい(時がある)

長女が生後10か月くらいの時に、次女の妊娠が判明。
当時、それはそれは、周りから、あれこれ言われたものです。
初対面の人たちから、下世話な話をされたり、同情されたり。
明らかに「げっ。」って表情もされましたよ。
白い目で見られてるんだなーと言うのは、ひしひし感じました。
年子に対する世間の目は、たまに冷たかったりしますよね。
(あ、全然、普通に接してくれる人たちがほとんどですよ!)
でも、今って、残念ながら、結婚してもしなくても、子どもを産んでも産まなくても、常に誰かが女性に文句を言う時代ですよね。
そんな時代に、いちいち落ち込んでも仕方ないので、何言われても、たくましく生けば良いんじゃないかと。
正々堂々と、年子ちゃんたちを育てていきましょー!
赤ちゃん時期が、半端なく忙しい!

覚悟はしていたものの、想像以上にきつかったです。
だって、赤ちゃんが二人いる状態ですもんね。
双子ちゃん、三つ子ちゃんのママとか、頭が下がります。
ママの寝不足も続きます。
自分の体力と精神が限界に達して、ふらふらとベランダから飛び降りたくなったりする、極限状態の日々。。(._.)
今考えると、恐ろしいですね…
例えば、こんな時が大変でした。
【夜、長女はぐっすり寝て、次女が朝方まで寝ない】
→朝5時ころからパワー全開の1才長女に起こされて、私グロテスク。。
【毎晩のお風呂は、戦場】
→ママが中心で年子ちゃんたちをお風呂に入れる場合、
3年くらいは、ママはゆっくり入れません。
だって、子どもって、お風呂にゆっくり”つかる”ってことをしません。
ひたすら、湯船で立って、遊びます。
だから、気を付けて見ていないと、「ツルっ!」って滑っちゃうことがあります。
本当に目が離せません。
お風呂あがりは、湯冷めしないように、子どもたち最優先で着替えます。
自分の体を洗い忘れてお風呂を出ることもしばしば。。
毎晩、どたばたすぎる入浴です。
ですが、その結果、私は、肌断食と宇津木式に出会い、
肌の調子が良くなったという不思議なめぐりあわせに。笑

【食事の準備がつらい】
→次女の離乳食期が、一番つらかったかも。。
長女は、ある程度いろいろ食べられるようになります。
しかし、食べむらがあるので、どうにか食べさせるのに、味を変え、品を変えの試行錯誤の日々。
加えて、次女の離乳食を作らなければならず、自分と主人の食べる大人用まで頭が回りませんでした。
この時期、料理はすべて薄味に作り、調味料を足したりして食べてしのぎました。
あとは、主人には外食で済ませてもらうことも良くありました😓
私は使わずに過ごしてしまいましたが、離乳食期は、ママ友さんたちがブレンダーをよく使っていましたよ!
離乳食作りの鉄板アイテムみたいなものですかね。
>>ママのできる息抜き5選の記事は、こちら
外出がヘビー

外出が一番大変だったのは、長女2才、次女1才くらいの頃でした。
子どもの成長と共に、自我が芽生えて、色んなことを「したい!みたい!さわりたい!」ってなってきますよね。
外出すると、すべてが新鮮で楽しくなってくるみたいで、スーパーへのお買い物一つでもスムーズにいかず、大変な思いをしたものです。
- 外出の荷物が多い。(おむつ、着替え、飲み物を二人分。抱っこ紐などなどで、、すでに重い)
- さぁ、出発!と思ったら、次女が突然ウンチ。。おむつ替えで出直し。
- 長女、自分で歩きたい!(10メートル歩くのに、30分かかる。。)
- 次女も、自分で歩きたい!(うまく歩けず、すぐ転んで泣く。)
- いろんなものに、触る、びっくりする、泣く。
- 買い物が終わった時には、眠くなって不機嫌。。
- 私、ボロボロになって帰宅。。
この一番過酷な日々を支えてくれたのが、”カブース”という二人乗りベビーカーです。
商品は、ハッキリ言って”重い”の一言ですが(笑)、
二人を同時に乗せられるベビーカー無しでは、とても生活できませんでした。
詳しいレポートは、こちらの記事をご覧ください。
一気にお金がかかる

今までで一番お金がかかった時期は、幼稚園入園~卒園までの4年間です。
通える範囲に、私立幼稚園しか選択肢が無かったので、私立になりました。
市からの補助金はでるものの、毎月かなりの金額が出ていきます。
我が家の、幼稚園費用を、ざっくり計算してみました。
入学金 | 10万x2人分 |
---|---|
制服 | 5万×2人分 |
施設管理費 | 15万×2人分 |
保育費 | 3万/月×12か月×3年×2人分 |
その他 | 5万×2人分 |
【合計】286万円( ;∀;)
※市からの補助金が、いくらか出ますので、実際にかかった金額は200万強くらいです。
2019年10月から、「幼児教育・保育無償化」が実施されますので、ご自身のお子さん達は対象になるのか、調査が重要ですね。
今後、娘たちが中学や高校に進学する時にも、一度にお金がかかる時期がやってきますので、計画的にためていかなくては!
まとめ

いかがでしたか?年子育児の具体的なイメージは湧きましたでしょうか?
周囲から「年子育児は大変でしょう・・・」と良く言われてきましたが、
今考えると、大変なのは、最初の数年間だけでした。
あとは一緒に、仲良く成長していってくれますし、今とても良い姉妹関係を築けています。
一人っ子でも、2才差でも、3才差でも、双子でも、大変なところはそれぞれ違いますよね。
年子育児にもメリット・デメリットがありますが、総じて成長と共に楽になっていきます!という私の結論。
- 年子を生みたい方は、最初の3年がふんばりどころ!
- 年子を育てている方は、あと少しの辛抱で楽になります!
以上、今回はこのあたりで!
最期まで、お読みいただいてありがとうございます。
ショウコ