この記事では、専業主婦を10年続けた私が、専業主婦が楽しい理由を5つ語ります。
- 妊娠を機に退社
- 専業主婦歴10年
- 子ども小学生2人
今も、専業主婦を続けている理由はいくつかありますが、純粋に「楽しい」という点が大きいです。
(2020年9月に、ブログの収益でフリーランス開業しましたが、基本「専業主婦」というスタンスで生活しています。)
まぁ、もちろん、専業主婦だって「ツライ」こともありますよ、それはそれは…
良かったら、こちらの記事もチェックすると、専業主婦のメリット・デメリットの両方が分かります▼

さて、世間からは批判されることも多い専業主婦ですが、実際はけっこう「楽しいこともあるよ」ってことを知ってもらえたら嬉しいです。
結論を先に言っちゃうと、、

- 現在、専業主婦の人
- 専業主婦を辞めたい人
- 将来、専業主婦になりたい人
- 専業主婦の生活スタイルを知りたい人
専業主婦が楽しい理由5つ
その1:自由時間が多い
専業主婦の一日は、とても自由です。
我が家の場合、主人と子ども達(小学生)を送り出した後から一人の時間がスタート。
家族が帰宅するまで、何をしようが一人の自由生活です。笑
子どもが小さいうち(特に幼稚園に入るまで)は、毎日やることがたくさんあって、忙しい毎日でした。
しかし、子どもの成長と共に、自分の自由時間が増えていきました。
もし、お子さんがいないまたは欲しくないなら、あなただけの自由時間は最初から長時間確保されているでしょう。
もし、あなたに小さいお子さんがいて、今忙しくても、数年後にはあなたの自由時間はどんどん増えていきます。
専業主婦は、「とにかく自由な時間が欲しい!」と切実な人にはおすすめ。
だけど、自由な時間がありすぎて、逆に不幸せな気分になりそうな人には不向きかも。
ちなみに、これは私のことです。(涙)
子どもたちが小学校入学後、生活スタイルがガラッと変わりました。
子供たちは、小学校から帰ってきたら、おやつを食べてまたすぐに友達と外に遊びに行ってしまいます。
子供のお世話がなくなった私は、あまりの自由時間の多さに、気が狂ってしまいました。
自由な時間がありすぎると、逆にダラダラとスマホを見てしまい、自己嫌悪に陥る日が続いたので、「これは、マズイ」と、思い切って在宅ワークをスタートしました。笑
自由な時間がありすぎても、使い方に困ります。
ちなみに、自由時間の多さは「幸せ度」と比例しないことが研究結果でも分かっています。
国が、「時間と幸福度の関係」を調査した研究結果は面白いですよ。

若年層調査を利用して自由時間の長さと幸福度の関係をみると、自由時間が長いだけでは幸福に結びついておらず、時間の質が重要なことが分かる。
つまり、自由時間はあればあるほど幸せ!とは限らないといんですね。
専業主婦の仕事は、次の通り▼
- 掃除
- 洗濯
- 買い物
- 片付け
- 食事作り
- 家族の送迎
ざっくりと、こんな感じでしょうか。
はっきり言って、専業主婦の仕事は、集中してやったら、1日2時間くらいで全部終わります。
買い物もネットスーパーを使えば、行く必要もなくなります。
効率化や合理化が好きな人なら、どんどんやることを少なくしていけるでしょう。
はっきり言いますが、専業主婦は、忙しくはありません。
つまり、暇なんです。
自由時間が毎日10時間あるとして、専業主婦の仕事2時間を除いた残り8時間を、あなたはどうのように使いたいですか?
専業主婦は、一日ダラダラしようと思えばいくらでもできます。
ダラダラ過ごすことがあなたの幸せなら、それで良いと思います。
しかし、もし、ダラダラするのが嫌なら、専業主婦は、自由時間の質をどのように高めるかを常に考える必要があります。
さらに、専業主婦は、基本一人です。
何をするにも、決断力や行動力が必要です。
悲しいことに、専業主婦はお小遣いがない(もしくは少ない)ので、お金を使わずに楽しめる何かを探さなくてはなりません。
私がやってきたことは、次の通り▼
- ヨガ
- ポイ活
- アンケートモニター
- 外国語学習
- ウォーキング
- 通訳ボランティア
趣味はお金をかけないことばかりしてきました。
アンケートモニターなんかも、隙間時間によくやりましたね。
が、子ども達の成長が暇を加速して発狂した今年、ついに、本格的に在宅ワークを趣味にしました。笑
半年ほどで、月に5~10万ほど稼げるようになりました。
あなたは、自由時間に何かしたいことはありますか?
せっかくの専業主婦になるなら、その特権を活かさないと損。
家事以外に楽しめる自分磨きをすることで、より楽しい専業主婦生活が送れるはずです。
その2:好きなように家事ができる

専業主婦は、家事の組み立てが自由自在。
朝起きてから、夜寝るまでの家事を、好きな時に好きなだけできるのが専業主婦です。
掃除を朝しようが、夜しようが、あなたの自由。
夜ご飯を、朝ごはんとまとめて作ったりもできるのです。
また、好きな家事に集中して取り組めるのも専業主婦の良いところです。
例えば、
掃除好き | 家をピカピカに保てる |
---|---|
料理好き | 手の込んだ料理が作れる |
インテリア好き | 部屋をおしゃれにできる |
お菓子作りが趣味 | 子供のおやつを手作り |
自分が好きで楽しんでいることを、SNSやブログなどで誰かに見てもらったりもできますね。
家に手間と愛情をかけていると、家族も、家に帰ってくるのが楽しみになると思います。
家族にホッとできる場所を与えようと、あれこれ工夫できるのが専業主婦の楽しいところ。
ご覧のように、何の家事をどれだけしようとあなたの自由。
家事のやり方も、スケジュールもあなたに合わせて最適化してみて下さい。
残念ながら、私の場合、あまり家事に興味が持てなかったので、必要な家事をいかに効率的に終わらせるかに集中しています。
例えば、
- 洗濯物を干すための家事動線を研究(笑
- 手間なく美味しいご飯が作れるレシピのチェック
- 定期的に掃除する場所をリスト化&スケジューリング
- 家が散らからないように、整理収納アドバイザーの資格を取得
あと、私は勝間和代さんが好きなので、家事の効率化も参考にさせてもらっています。
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あなたは、どんな家事が好きですか?
専業主婦なら、あなたの好みや都合に合わせて自由に家事ができますよ。
専業主婦は、何をしようとあなた次第。
実は、かなりクリエイティブな仕事なんです。
その3:嫌いな人と会わなくて済む

専業主婦の仕事場は、「自宅」です。
家族以外、わざわざ嫌いな人と付き合う必要がありません。
仕事をしていると、どうしても苦手な人と無理やり付き合わなければなりませんよね。
辛いし、ストレスもたまります。
でも、専業主婦なら、付き合いたい人とだけ付き合えば十分。
アドラー心理学では、「人間の悩みは全て、対人関係の悩み」だと言っています。
これが、専業主婦なら、対人関係を自分の好きなように選べます。
(家族以外ですが…)
これって、すごいストレス対策だと思いませんか?
私、毎日が本当に好きな人としか会わないので、気楽ですもん!笑
しかも、家で一人で好きなことができるのって、ものすごく贅沢なことだと思いませんか?
しかし、残念ながら次のような性格の人は専業主婦だと「孤独」を感じやすいかも…
- 人と話すのが大好き
- とにかく誰かと一緒にいたい
- 誰かと話すことでストレス発散できる
逆に、
- 一人の時間が好き
- 家にいるのが苦にならない
- あれこれ自分で決めて、実行できる
という方には、専業主婦はピッタリです。
専業主婦は、人間関係の悩みが少ないのが良いところです。
ストレスのある対人関係を少なくできると、家族との関係をより良くする方向に集中できて幸せです。
その4:お金がたまる

専業主婦は、お金がたまります。
なぜなら、着る服や交際費が、最低限で済むからです。
外に働きに出ると、仕事用のある程度フォーマルな服が必要になるでしょう。
仕事場のお付き合いで、ランチや飲み会に出すお金もありますよね。
専業主婦なら、こういった仕事で出ていかざるを得ないお金がありません。
私の場合、服選びにあまり興味がなく、自分に似合う服だけを選べるようになる【顔診断】というものを受けてしまいました。笑
なので、今は、
- 買っても着ない
- 買ったけど似合わなくて恥ずかしい
という思いをせず、普段の服さえ最低限で済むようになりました。
また、食費も減ります。
仕事から帰ってご飯を作るのって、とても大変ですよね。
私も共働きの頃は、スーパーのお惣菜を買ったり、外食で済ませる機会が多かったです。
すると、当然、食費がかさんでしまい、自己嫌悪なんてこともよくありました。
しかし、専業主婦なら、予算の中で買い物をして毎日3食作れます。
もちろん、作りたくない時は、外食しちゃいますけど、全体的な食費は安定させることができます。
また、これは、私の【特別な専業主婦のメリット】かもしれませんが、肌がきれいになりました。
なぜなら、化粧が最低限で済むからです。
基本、家で過ごすことが多いので、スッピンが多くなりました。
化粧をしないと、こんなに肌の状態が良くなるんだなぁと、人間の本来持つ肌の力を実感しています。
お金の点から見ると、10年で化粧品代を軽く50万円は節約できています。
⇒美肌をキープする肌断食の方法はこちら

ご覧のように、専業主婦は、自然と節約ができる生活スタイルです。
その5:夫婦ケンカが減る

我が家では、私が家事全般を受け持ちます。
- 料理
- 掃除
- 学校関係
- 行政処理
などなど。雑務もすべて私。
夫は、仕事に集中します。
女=家庭
男=仕事
この図式は、令和の時代では、「何それ、古~~~い!!」って言われちゃうのはよく分わかります。
- どんどん女性も社会進出すべき!
- 育児も家事も男女でシェアして乗り切る時代!
現代風の考えもよく分かるのですが、【我が家の考えはそうではない。】ということです。
「あなたは、仕事がんばって!私は主婦がんばるわ!」
そんな感じで、互いの仕事をきっちりこなせばOK、というスタンスで毎日を仕事をします。
この考え方の何が良いかって、家事の押し付け合いが一切ないこと。
Yahoo!ニュースなど見ていると、夫婦の「家事分担」問題がいかに多いか…
私は、自分が好きで結婚した人と、家事の分担ごときでケンカなんて時間がもったいなくてできません。
人生の大半を一緒に過ごす人なので、心おだやかなコミュニケーションを常に意識しています。
ケンカの種になりやすい、「家事分担」に関して言えば、専業主婦は、シンプルに【100:0】なので、問題が起きません。
私も何でもやってきました。
- 洗車
- 家具の移動
- 高い場所の照明交換
- 粗大ごみをのこぎりでカット
一見、男性に任せたい家事ですが、やろうと思えば、女性でも何でもできます。
というか、女性の力でも可能な商品やサービスを選ぶんです。
家事の効率化や合理化を考えながら専業主婦をすると、かなり時間と心に余裕が生まれます。
そして、さらに夫婦円満になっていくという好循環も生まれますよ。
専業主婦の価値に疑問を持っているあなた。
『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』という本を読んでみて下さい。
➡専業主婦のような、「一見暇そうな人」が家庭に存在する、底なしのメリットが分かります。
改めて考えると、専業主婦を楽しくやるためのポイントは1つだけかなぁと。
夫を当てにしない(笑)
相手に期待すると、やってもらえない時のギャップが大きくてへこみます。
だから、最初から当てにしなことが重要です。
専業主婦をやると決めたら、とことん「自分主体」に。
夫婦は、お互いがお互いの仕事を全力でやろう!というスタンスです。
まとめ:専業主婦は、ストレスが少ないから楽しい

さて、ご覧いただいた専業主婦の「楽しさ」の共通点は、どこから来ると思いますか?
答えは、ずばり「ストレスの少なさ」だと考えます。
専業主婦は、ストレスの少ない環境で、楽しく生きることが出来るのです。
もし、あなたが対人のストレス耐性があまりない…って場合は、家で専業主婦をする方がメンタル的に安定した楽しい生活ができると思います。
最期に、「専業主婦になりたい」「専業主婦に興味がある」という方に、あなたの性格が盛業主婦に合っているか?チェックリストを作りました。
気軽にチェックしてみて下さいね。
専業主婦に向いている人
- 趣味がある
- 行動力がある
- 一人時間が好き
- 家にいるのが好き
- 対人ストレスに弱い
- 誰かのサポートが好き
- 夫婦ケンカはしたくない
- ひまな時間が気にならない
- 子育てにじっくり向き合ってみたい
- 転職が多く、どの職場にも合わない気がする
専業主婦に向いていない人
- 外交的
- 家にいるのが苦痛
- 料理や掃除が嫌い
- 外に出るのが好き
- 動いているのが好き
- 子育てと仕事を両立したい
- 夫婦で家事をシェアしたい
- 誰かとおしゃべりするのが好き
- 一人時間の過ごし方が分からない
専業主婦には、収入はありません。
しかし、お金では買えないストレスのない楽しい毎日を過ごせます。
という皮肉を言われても、あなたが幸せならそれで良いではありませんか?
専業主婦がつらい理由についても記事を書いていますので、興味のある方は読んでみて下さいね。
【関連記事】専業主婦がつらい理由トップ5!専業歴10年の私が語るリアルな体験談
家族や環境が許すなら、専業主婦も職業の一つとして考えてみても良いかもしれません。
以上。
お読みいただきありがとうございました。