どうせ買うなら、失敗のない文房具を買いたい。
そんな悩みにお答えします。
この記事を書いている私は、
- 文房具好き
- 元・塾講師
- 小4&5年生子どものママ
実際に、小学生の子どもを持つママとして、数年間使いやすい文房具を探してきました。
また、元・塾講師として
「勉強により良い影響を与える文房具」
という視点からも、おすすめできる商品をご紹介します。
小学校に入学するお子さんに、ぜひ勉強が楽しみになるような質の良い文房具を買ってあげて下さいね。
小学校の入学準備:買ってよかった文房具
筆箱
小学校1年生が持つ筆箱は、通称「パカパカ」と呼ばれ、マグネットで開け閉めができるタイプです。
小学校によって、色や形の指定があるかもしれませんが、クツワのクラリーノを買っておけば、一番無難かつ実用的。
しっかり作られているし、コスパも最強。
大事に使えば3年生くらいまでは使える良品です。
男女問わず、1年生のうちは、扱いが雑です。
さらに、ヒマを見つけては「パカパカ」やっています。笑
中国製の安い「パカパカの筆箱」もよく売っているのですが、持ちが全然違います。
必ず日本製メーカー品を買ってください。
ぼろぼろになる寿命は、3年くらい。
(まれに、6年生まで使う子もいます。すごい!)
だいたい3年生頃になると、パカパカ筆箱の寿命もきます。
また、お子さんも新しい別のタイプの筆箱を欲しがる時期になります。
初回は、日本製でしっかりした筆箱を買ってあげてください。
結論、【片面】がおすすめ。
むしろ、両面のデメリットは下記の3つがあります▼
- 壊れやすい
- 入れるものが特にない
- ヒマな時に、両面パカパカして遊んでしまう
というわけで、
鉛筆
娘たちを4年も小学校に通わせていると、それはそれは色んな種類の鉛筆を買っては使ってきました。
残念ながら、80%が失敗だったかもしれません…
特に、キャラクターの印刷された鉛筆は、書き心地がガサガサして、全然ダメでしたね。
小学生は、「書き心地」が悪いと、すぐ集中力が切れます。
鉛筆は、キャラクターやデザイン重視の商品も多いですが、うちが「もうこれしか買わない!」と決めた商品がこちら▼
三菱鉛筆 かきかた鉛筆 ユニパレットは、書き心地が最高に良いんです。
もうこれしか使っていません。
実は、幼稚園の卒園祝いの一つしてもらったのが、ユニパレットの鉛筆。
最初は鉛筆の書き心地レベルなんて何も知らず使ってました、
けれど、様々な鉛筆を買ううちに【圧倒的に書きやすさ!】と納得。
しかも安い。
うちの娘たちは、小学校高学年になりますが、年齢が上がるほど、この鉛筆が良いと言っていました。
シンプルに、勉強に集中できる鉛筆です。
ユニパレット最高!
1箱あれば、最低半年は持つはずです。
2箱まとめ買いがおすすめ。
消しゴム
消しゴムも、MONO一択です▼
小学生は、授業中にヒマだと「練り消し」を作る性質があります。笑
練り消しは、消しカスが大きく出たり、まとまりやすい消しゴムで作るのが良いそうです。
なので、昔から人気の【まと〇る君】とかだと、勉強よりも練り消しづくりに集中してしまうかも…
その点、MONO消しは、消しカスが小さいので、練り消しは作りづらいのです。
消し心地も良く、手がまだ器用に使えない1年生でも消しやすい消しゴムです。
色付きや香り付きの消しゴムは、魅力的ですが、消しづらいので結局オモチャになってしまいます。
富士山消しゴムとか、流行りにのって色んな消しゴムが出てくるんですよね(^^;
そういった変わり消しゴムは、そもそも学校が禁止しているため、持って行っても先生から注意されます。
お友達からも「それ、学校に持ってきちゃダメだよ~~!」と非難も多いですので、どうしても欲しいなら家で使いましょう。
娘の友だちで、香り付き消しゴムを持っていた持っていた子が、お腹がすき過ぎて、消しゴムの臭いを嗅ぎながら、食べてしまったそうです。
香料が入った消しゴム、食べてしまうなんて、、
鉛筆も食べちゃったり…
えーーー?!!本当なの??!
と思っていたら、けっこう1年生は食べちゃう子もいるとか…(苦笑)
鉛筆削り
鉛筆削りは、今まで3台ほど使ってきました。
大好きな無印良品の手動鉛筆削りは、半年ほどで壊れた残念な品でした…(TT)
結論、これが最強です▼
我が家の場合、3台使ってきました。
- 電動1台目
- 手動
- 電動2台目
残念ながら、3台とも半年~1年で故障してしまいました。
そこで、4代目に買ったのがカールの手動鉛筆削りです。
すでに2年ほど使っていますが、故障の気配もなく、シャープな削り心地。
【追記】2022.12.09
現在、購入後5年たちますが、まだまだ現役!すばらしい!
Amazon評価が良いのも納得です。
って、気持ち良く筆箱に並べて登校準備できる最高の商品です。
ノート
昔ながらの、ジャポニカ学習帳は、良質な紙でもちろんおすすすめできる商品です。
あと、実は小学校に入るまで存在さえ知らなかったのですが、【軽量ノート】が一押しです。
代表的な商品は、【ナカバヤシの軽い学習帳】シリーズです。
入学式が終わって、授業が始まると分かる真実。
それは、小学生のランドセルの重さは半端ないこと!!
小さな背中に、5kg以上もあるランドセルを背負って学校まで歩いていくのです。
背骨が曲がってもおかしくないほどの重さなんです。
身体的な負担から、海外では「重量規制」をしている国もあるほどです。
高価で非実用的なランドセルから、リュックサックを採用する自治体も出てきていますよね。
文科省も「置き勉」を認め始めていますが、実際そこまで大きな変化は感じられません。
アフターコロナは、タブレットの持ち帰りも加わり、重くなるばかり…
⇒【関連記事】文科省が「置き勉」認める通知 重いランドセル解消へ
そこで、少しでもランドセルを軽くしてあげたい!!
全国の親御さんの思いが詰まったアイディアが、軽量ノートになったのだと思います。
入学後は、学校指定のノートを買わなければならないと思いますが、1冊目のノートが終わると自由に好きなノートを買えるはず。
小学校の入学準備:あると便利な文房具
電子メモ帳
我が家が「家庭学習」で、小学校入学から重宝しているのが、電子メモ帳です。
こんな感じ▼
小学校に入学すると、毎日必ず宿題が出ます。
すると、
などと、けっこう質問が飛んできて、説明が必要な時があるんですね。
そんな時、メモ紙と鉛筆を用意して、書く…終わったら捨てる。
よりは、【電子メモに書いて、ボタン一つで消せる】方が、圧倒的に早くて、節約になるんですよね。
子どもも、紙に書くよりデジタルパッドに書く方が、なんか楽しいみたいで、毎日使ってきました。
中~高学年になると、筆算の宿題がやたら出る(しかも計算スペースが小さい!)ので、電子メモ使って、大きく書いて間違いを防いでいます。
買うなら、1,000~3,000円のもので十分です。
小学校の入学準備:買ったけどあまり使わない文房具
下敷き
学校の入学準備品リストとして、「下敷き」は買うように言われましたが、実際まったく使っていません!笑
お子さんの性格次第です。
下敷きないと、裏うつりや跡が気になるタイプなら買っても良いかな。
【追記】
自分がペン習字を練習し始めてから知った下敷きなのですが、
やわらかい下敷きは、美文字かつ丁寧に文字を書く習慣がつくアイテムとしてかなりオススメです。
娘が、がくぶんの学年習字(通信教育)で硬筆を習っていた時に知っていればよかった…
⇒ハンコをおす時のパッドのような役割をしますので、少し鉛筆が沈み込むようになり、安定した文字が書けます。
難点は、筆圧によって、ノートの裏まで鉛筆跡が付くことです。

鉛筆のキャップ
鉛筆のキャップって、今はいろんなデザインがあって子ども達はすごく欲しがるアイテムですよね。
でも、実際に学校で使っているか聞くと、「使わない」ということが多いです。
しかも、なくす個数がハンパないです。
鉛筆が小さくなってしまった時の、補助軸は買っておくと便利です。
プラスチック定規
学校からの指定はなかったのですが、ノートを書くときに「定規」いるかなかぁ?と思って買っておきましたが、見事に使いませんでした。
小学校2年生の算数で、「長さ」の授業があります。
その時に、「竹のものさし」を購入すると思いますので、それまで買わなくて大丈夫です。
竹の定規って、プラスチックの定規より明らかに使いにくいのですが、なぜ今だに使っているのでしょうね?
謎です。
というわけで、冬頃から早めに始めておくと安心な入学準備。
お子さんと楽しみつつ、春を迎えて下さい♪