どんぐり倶楽部を取り入れて子育てしている、小学生姉妹の母です。
この記事では、
- なぜ読み聞かせが大切か
- どんな本を読み聞かせてきたか?
- どうやって読み聞かせてきたか?
この3点について書いています。
すでにどんぐり倶楽部を始めたご家庭も、これからの方も。
良ければ参考にしてください。
どんぐり俱楽部と読み聞かせ
どんぐり俱楽部の本を読んだり情報を調べると、
本の読み聞かせが大切。
特に、小1〜小3の時期に読み聞かせすることが必要
とあります。
理由は、本を読んであげることで、子ども達が「言葉のイメージ化」に集中できるから。
そして、小1〜小3の頃は、思考力や想像力が飛躍的に発達する時期だからです。
あんな短い、どんぐり俱楽部の「良質な算数文章問題」でさえ、自分で読まずに保護者が読んであげますよね。
とにかく、子ども達のパワーを言葉のイメージ化に注がせてあげることが大切だから。
どんぐりに出会う前、「読み聞かせ」というと、赤ちゃんの頃からせいぜい小学校前くらいまでかと、私は考えていました。
しかし、どんぐり俱楽部の理論を知って、「まぁ、できるだけ長く頑張ってみようかな。」と思い、読み聞かせをしてきました。
我が家の読み聞かせは、子ども達が本に興味を持ち始めた1才頃から。
(それより前は、本を”かじる”ことに興味があったのでまだ早いかと思いました。笑)
それから何年も毎晩毎晩…
夜寝る前に、好きな本を持ってこさせてページをめくりながら読みました。
正直、すごく大変でした!!!
子どもって、気に入った本があると飽きもせず100回でも持ってきませんか?
母の私は、本を開くと「条件反射であくび」が出るほどでした。(^^;
すごいことやってきたなーと自分でも感心します♪笑
(だから、「今」読み聞かせをしているあなた!!すごいことだと自分をほめてあげて下さいね!!)
続いて、どんな本を読み聞かせしてきたか、代表の本をできる限りご紹介します。
どんぐり俱楽部:どんな本を読み聞かせてきたか
基本的には、もちろん子どもが好きな本。
その他は、私の趣味から選びました。
読む側としては、自分が面白くなければ辛い時間になってしまうので、理解力が出てきた頃から、大人向けの本も取り入れました。
1~3才ころ
繰り返しのリズムやイラストが好きで、げらげら笑って読んでました。
絵が美しい。そして、食べ物が出てくるところを熱心に読んでました。
乗り物系では、唯一興味を持った絵本でした。
触って遊べる絵本で一番のお気に入り。
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大好きで何度も読みました。名作すぎて、純粋に尊敬している本。プレゼントにもよくあげました。
「どうぞ」って良いですね、優しい気持ちになれます。
ホットケーキの焼ける手順に、親子ともどもよだれを飲んだものです。笑
散歩がてら、図書館に良く行った。
子どもが気に入る本は、いわゆる「名作」が多く、同じ本を何百回も繰り返し読んでいた時期。
親としては、ひたすら眠い…同じことをリピートするつらい時期。
絵本のおかげか、(特に私の)安眠効果はあったと思う。(笑
★どんぐり俱楽部の「視考力」というのがついているかついてないかは、サッパリ分からず!(効果は、もっと後にテキメンに現れました。)
勉強面での効果▼

4~6才ころ
なかやみわ シリーズ
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吸い込まれる世界観。絵柄ほっこり、かつ繊細。毎度発見がありました。
ねずみくん シリーズ
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動物の種類が多く、楽しさ・せつなさ感情のつまったお話で私がハマりました。
ヨシタケシンスケ シリーズ
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子どもの言い分がおもしろおかしく描いてある、大人が子ども時代に戻れる本でした。
写真が満載な図鑑シリーズ。
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フルーツ好きなので読ませてみたらドはまり。小学校高学年になった今でも熟読するほど好きな本たち。雑学満載。
番外編:私の趣味が、子どもの趣味になった本▼
粘土でミニチュアスイーツを作るハンドメイド本です。
ボロボロになるほど読みまくり、
- 難しい漢字(小学校以上)
- 色付け絵の具の配合(算数の割合や比の考え方)
を自然に学んでいました。
子どもの読みたがる本の幅がぐんと広がったので、図書館と本屋に行く頻度が増えた。
絵本で読んだことを、体験したがる。
逆に、体験したことを絵本と結びつける言動がよくあった。
★どんぐり俱楽部のアドバイス通り、「主人公を確認したり、ストーリーを確認したり」など、変なテストみたいなことはせず、あくまで読むことを楽しむだけ。
親としては、読む量が適度で内容も面白く、一番読み聞かせが楽しかった時期。
音読のプロがおすすめする、「音の良い本」のリストが、
『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 』という本に140冊以上載っています。
少し情報が古いですが、絵本の定番は何十年も変わりませんからね!
何を読んだら良いか分からない…とお困りの方にぴったりの本です。
詳細な記事はこちら▼

小学校入学以降
はらゆたか かいけつゾロリシリーズ
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幼稚園年長~小学校入学あたりで、ゾロリブームが我が家にもやってきました。
笑いあり、涙あり、下ネタあり、で子ども達の好きなものが詰まっています。
はらゆたかさんは天才だと思う。
おしりたんていシリーズ
この頃には、字も読めるようになり、もはや読み聞かせにならないほど、熱心に食い入るように読んでいました。笑
子どもは、謎解き冒険ものが大好きですね。
アーノルド・ローベル かえるくんとがまくんシリーズ
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翻訳書で一番はまりました。二匹の「くすっ」と笑えるやり取りをよく真似していました。
学校の国語の教科書にも載っている名作です。
ハリーポッターシリーズ
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特に次女がドはまりし、小4で全巻読破するほどでした。
※ちなみに、どんぐり俱楽部では、大量の読書は推奨していません。
【参照記事】■長時間の読書は危険ですよぉ(文責:どんぐり倶楽部)
好きな本のシリーズを次々読むことが多くなった。
本の内容について、家族や友達とお話することが多くなり、いろんな考え方を受け入れる練習ができたような…
本のレベルは、児童書・大人向け問わず、とにかく読みたいものを読んできた。
コロナでおうち時間が増えて暇だったので、紙の本だけでなく、電子書籍(AmazonキンドルKids)の利用をスタート。
結果、本を選ぶ時間と書籍代がかなり節約できた▼

飛躍的に読書量が増えた時期。
※何度も言いますが、どんぐり倶楽部では大量の読書は推奨されていません。
(とにかく、自然や友人との遊び時間が大切。)
【我が家の結果】
どんぐり俱楽部の「視考力(=思考力)」の効果をものすごく実感。
親としては、かなり長い本が増え、読んでいると声が枯れる時も…(^^;
自分が読めない時は、Amazonの「オーディブル」に助けてもらいました▼
⇒【初月1,500円が無料】で聴き放題
大人も子どもも<耳読>を楽しめるのでオススメです。
どんぐり俱楽部:どうやって本を読み聞かせてきたか
本を読み聞かせするっていうと、理想的にはこんな感じでしょうか?
- 笑顔で
- 楽しそうに
- 感情をこめて
いや~~~全然無理でした。
特に、入園頃までは、子育てで夜にはヘトヘト。
そこからの読み聞かせ大変でした。
私は専業主婦でしたけど、働いてるママさんパパさん達は、一刻も早く寝たいし、自分の時間も欲しいはず…毎日お疲れ様です。
私の場合、とりあえず寝る時間をなるべく早める!
そして、寝る前に「好きな本持ってきてーー!」と呼びかけ、読む時間は15分くらいかな。
楽しそうに読めるときはそうするけど、疲れた時は「たんたんと」。
さらに、子どもの成長と共に読書量も増え、読み聞かせる時間が「章」単位と長くなっていく…うぅ。。
念仏か!?みたいに唱えてる時もよくありました。笑
それでも、子ども達は熱心に聞いてくれて、好きな部分は反応してくれたのが嬉しかったな。
現在、子ども達は小学校高学年になりました。
今思えば、読み聞かせに対してもっと丁寧に取り組めば良かったと思います。
けれど、当時はそこまで出来ず。
読み聞かせは約10年と先長いですし、完璧を求めることはできませんでした。
とにかく続けることを目標にやりました。
そして、結果として、想い出となり実りとなったかなと。
子ども達にも親にも、収穫が大きかったです。
今、絶賛読み聞かせ中の保護者さん方。
「こんなんやって、意味あるのかな~~(T_T)」と思っているかもしれません。
が、お子さんたちは、あなたの言葉に耳を傾け、頭の中でお絵描きをしているはずですよ!(^^)/
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本代の節約なら、