この記事では、国際文通(郵便)のやり方について解説します。
特に、私のおすすめのPFC(青少年ペンフレンドクラブ)でペンパルを探す方法をまとめています。

国際文通をする友達の探し方

国際文通をする友達(以下ペンパル)は、どうやって探せばよいのでしょう?
- 海外サイト
- 国内サイト
2種類があります。
…個人的なおすすめ方法
海外サイト
Penpal World | E-mailやり取り後、国際文通を始められる
信頼できる人を吟味できる 利用に基本的な英語力が必要 |
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PostCrossing | 世界中のペンパルとポストカード交換
気軽にはがき通信ができる 相手がランダムに選ばれる |
Slowly | スマホアプリで、国際文通(デジタル)が可能
個人情報交換が不要 紙ではない |
国内サイト
国内文通メインだが、国際文通も募集アリ
審査された利用者が掲載さていて安心 国際文通では、中年~高齢の参加者が少ない |
|
私は使ったことはないのですが、ハッシュタグ
#snailmail で検索すると盛り上がっているそうです! ▶詳細なブログはこちら |
昔ほど、個人情報がおおっぴらではないので、安心な分、ペンパルを見つけるのが難しいですね…
その点、会員審査が必要なPFCにある程度安心感があります。
私も今、一番よく使っているPFC(青少年ペンフレンドクラブ)について詳しく解説します。
他の方法に比べて、信頼度が高く、学校も英語学習用に利用していたりします。
PFC(青少年ペンフレンドクラブ)で文通を始める方法
PFC(青少年ペンフレンドクラブ)は、日本郵便によって運営される文通クラブ。

会費は無料で、審査された上で会員になれます。
海外向けの英語版サイトもあり、「日本人と文通したい外国人」を探すのが簡単です。
実際は、圧倒的に日本人同士のペンパル募集が多いです。
しかし、外国人の募集者も性別・国籍問わず掲載されています。
学校単位で申し込んでいる学生さんも多く、お子さんが国際文通を始めるにはぴったりではないでしょうか?
私は、これまでにPFCでペンパルを3名見つけました。
- ドイツ
- アメリカ
- イギリス
3か国の女性たちとやり取り中。
子育てや料理の話がメインです。
※PFCは、特に10~20代の若い世代の希望者が多いです。
会員情報誌『Letter Park』でペンパルを探す
PFC会員になると、月に1度『Letter Park』という情報誌が紙で届きます。
過去~最新号まで、すべてオープン情報です。
登録前にぜひチェックしてみて下さい。
『Letter Park』には、文通希望者の
- 名前(ファーストネーム)
- 国籍
- メッセージ
のみが記されています。
例えば、
- Emily
- アメリカ
- 趣味は映画観賞、アニメ、音楽。犬を飼っている10代の女性と文通希望です。
自己紹介文に興味があれば、PFC事務局にWeb申請します。
→[5.海外ペンパル紹介申請フォーム]を利用します。
Web申請して数日たつと、事務局から相手の名前・住所がe-mailで届きます。
※メールは2通届きます。
1通目には、相手の個人情報が入っています。
そのメールを開くために、2通目に記載された「パスワードを入力」するシステムです。
文通したい相手の住所と名前を手に入れられました。
これで、国際文通を始める準備が整いました。
今度はこちらから実際にお手紙を書いて投函しましょう!
ペンパルに手紙を書く方法

手紙文面を書こう
- 便箋
- 封筒(最低サイズ:短辺9cmx長辺14cm)
- ポストカード
- 切手(日本のでOK)
- 参考文例(本やサイトを参考に)
便箋や封筒は、
- 和紙
- キャラクター
- こてこて和柄
- 手作りのもの
相手の好みそうなものを選んであげると喜ばれます。
私は、猫好きの方と文通しているので、猫のレターセットを使ったりします。
私のおすすめレターセットは、古川紙工さんのもの。
「そえぶみ箋(せん)」で有名な会社で、レターセットもデザイン豊富です。
和紙は外国人に喜ばれるアイテムなので、ぜひチェックを♪
便箋に、手紙文面を書きましょう。
英語を勉強中なら、文通の本やサイトが参考になります。
Letter Parkにも毎月、英文手紙の書き方サンプルが載っていますので、バックナンバーを参考にします。
英文手紙の書き方の本もありますが、かなり古いです。
インターネット環境が、2,000年ころから充実してきたので、E-mailが主流になりました。
英語の手紙本はそれ以前の出版が多いです。
実際のところ、英文手紙の書き方よりは、「日本文化を英語で伝える本」の方が、より良い情報が得られるはずです。

結局、日本人と文通したい外国人は、「日本文化」を知りたい方が多いからです。

宛先の書き方
日本国内宛の手紙との一番の違いは、宛先の書き方です。
日本の住所の書き方と、海外宛の住所の書き方は順序が逆です。
<サンプル住所:日本語>
110-8711
東京都台東区上野町9−83
山田唯 様
↓
<サンプル住所:英語>
Ms. Yui Yamada
9-83, Ueno-cho, Taito-ku,
Tokyo 110-8711,
Japan
AIR MAIL
赤字部分は追加で書きます。
★特に、「AIR MAIL」は忘れずに!
郵便局で無料シールをもらって貼ってもOK▼

切手を貼ろう(国際郵便の料金)
切手は、日本のものでOKです。
料金は、日本郵便のサイトで確認できます。
手紙(封書)、グリーティングカードなどは、通常郵便物扱いです。
手紙が25g以下の最安郵送料金は下記のとおりです▼
第1地帯 | アジア | 90円 |
第2地帯 | オセアニア・カナダ・中米・中近東・ヨーロッパ | 110円 |
第3地帯 | 南米・アフリカ | 130円 |
第4地帯 | 米国 | 110円 |
※はがきは、世界各国あて 70円均一
私は、国際文通は、90%以上、上記の料金で送っています。
25g以下というと、下記のようなものが送れます。
- 封筒
- 便箋2-3枚
- 紙小物(シールなど)
充分ですね。
切手は、通常切手でなく、季節のグリーティング用にしています。
自分が買うのも楽しみですし、相手もいろいろな切手を見れたら、楽しいだろうな!という想像からです。
宛先に、「AIR MAIL」記載を忘れずに!!
※書かないと、船便になる可能性があるとか…
投函しよう(赤いポストに入れればOK)
手紙の準備ができたら、投函しましょう。
道端にある、普通のポストに入れればOKです。
国際郵便は、2口ポストの場合、投函口右側です。
「大型郵便・速達・レターパック・国際郵便」と書かれているはずです。
初めて投函する場合は、郵便局に行って、間違いないか確認してもらうのも良いと思います。
書き忘れや料金違いを未然に防げますから。