シャンティ国際ボランティア会の【絵本を届ける運動】に参加しました。
国際ボランティアに興味のある方、特に【アジアの子ども支援活動】に興味がある方には、とても面白い取り組みだと思います。
また、シャンティのボランティアは次のような方にもぴったり
- 家でできるボランティアない?
- 寄付以外のボランティアを探している
- ちゃんとしたボランティア団体に寄付したい
すぐ読める目次
シャンティ国際ボランティア会の【絵本を届ける運動】とは?
(画像:シャンティ国際ボランティア会)
シャンティは、1981年に設立された公益社団法人です。
35年以上にわたって、アジアの子ども達への教育支援や救援活動などをしているNPO団体です。
海外での活動は、7拠点
- カンボジア
- ラオス
- ミャンマー
- ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
- アフガニスタン
- ネパール
- タイ
7つの地域の子どもたちに、教育や文化的な支援を行っています。
(画像:シャンティ国際ボランティア会)
アジアには、「本を知らない子どもたち」がたくさんいます。
本を知らないということは、つまり教育を受ける機会がないということ。
教育を受けることができないと、安定した仕事に就けず、貧困から抜け出すことができません。
学校や図書館などが不足している国では、
子どもたちが学ぶ機会を持てないまま、大人になってしまいます。引用:シャンティ本を届ける運動
日本人の子どもたちは、図書館に読み切れないほどの本があります。
親やおじいちゃん・おばあちゃんから本をプレゼントされることも多いでしょう。
日本にいると、本に囲まれた生活が当たり前ですよね。
でも、そうでない地域も多くあります。
そこに住む、日々の暮らしで精いっぱいな子どもたちに、日本の良い絵本を届けてあげよう!という活動です。
絵本は、日本語で書かれていますので、現地の子ども達が読めるように、地域ごとの言語に直すお手伝いをします。
後ほど詳しく説明しますが、【絵本を届ける運動】は、1冊3,000円~できる、手作業ボランティアです。
<日本語の文字に、各国の現地の文字シールを上から貼る作業です>
私は、今回、いろいろとご縁のあるミャンマーに本を贈ることに。
ちなみに、国は忘れてしまったのですが、10年ほど前にも、2回ほど参加しています。
シャンティは、しっかりとしたボランティア団体なので、安心して参加させてもらっています。
なので、どこでボランティアしようか迷っている方におすすめできる団体です。
では、【絵本を届ける運動】について、レポートをお届けします。
シャンティ【絵本を届ける運動】を写真付きで紹介
【絵本を届ける運動】の流れ▼
- 申込
- 代金支払い(3,000円~)
- 絵本が到着
- 日本語を外国語にシールで貼りかえ
- シャンティに返送
好きな地域に絵本を申し込む
まずは、絵本ボランティアに申い込みます。
シャンティの【絵本を届ける運動】申込ページから、あなたのボランティア希望地域を選びます。
※特に希望がない場合は、「おまかせ」もあります。
次に、届ける絵本を決めます。
どれでも、1冊3,000円です。
(画像:シャンティ国際ボランティア会)
3,000円の内訳は、
- 絵本代
- 参加のしおり
- 説明書
- あいうえお表
- 翻訳シール
ここに含まれていないのは、外国語に直した絵本をシャンティに返送する代金です。
返送費用は、あなたが負担します。
というわけで、3,000円~アジアの子ども達に絵本を1冊届けられるボランティアです。
写真:『14ひきのあさごはん』(童心社)
現在、小学生になる娘たちが、幼稚園のころ読んでいた思い出の本なのでこれにしました。
インターネットで申し込み、絵本が届くのを待ちます。
支払い方法は、2種類
方法 | 手数料 |
クレジットカード決済 | 0円 |
コンビニ決済 | 300円 |
クレジットカード決済がお得!
\絵本で笑顔を広めよう/
絵本キットが届いた!中身をチェック
(以下、情報が少し古くなっております。ご了承下さい)
さて、宅配便で、シャンティから絵本セットが届きました。
配送は、1か月以内と書いてありましたが、思ったより早かったです。
娘たちが楽しみすぎて、毎日「絵本届いた?」と聞かれていました。笑
封を開けると、ビニール袋に包まれた絵本キットが入っています。
写真:『14ひきのあさごはん』(童心社)
絵本に貼っていく、外国語のシールと説明書もあります。
その他、ボランティアのカタログがいくつか。
私は、個人的に、アジア雑貨が好きなので、「クラフトエイド」のカタログが見ているだけでワクワクしました。
お買い物系でボランティアしたい人は、絵本よりフェアトレードショッピングの「クラフトエイド」がおすすめ▼
さっそく絵本キットを使って、作業スタート
作業といっても、やることはシンプル。
日本語の文章の上に、外国語のシールを貼るだけ。
こんな感じです▼
写真:『14ひきのあさごはん』(童心社)
★用意するものは、ハサミ。
写真:『14ひきのあさごはん』(童心社)
切り始める前に、説明書で作業ポイントをチェックします。
一番の注意点は、【シールの黒せんの内側を切る】ことですね。
子ども達が、長く読む絵本なので、丁寧に作業しました♪
(娘と一緒にチョキチョキ)
シールを貼ると、こんな感じ▼
【Before】(日本語)
【After】(ビルマ語)
写真:『14ひきのあさごはん』(童心社)
今回の作業で注意した点をまとめます。
- きれいなテーブルで作業する
- 文字の上下を確認してから貼る
- しわにならないようにシールを貼る
- シールは、線が見えないように丁寧に切る
ちなみに、シールは、線から2mmほど内側を切れば、日本語がしっかり隠れるサイズに設計されています。
絵本の最期に、あなたの名前を書いて完成です。
大丈夫です。
日本語と現地語の対応表が入っていますので、それを見てマネして書くだけ。
以上で、絵本の作業が完了しました。
続いて、返送方法をご覧ください。
完成した絵本を送ろう
外国語の絵本が完成したら、シャンティに返送します。
直接、現地の子ども達に届けるわけではなく、シャンティがまとめて輸送してくれます。
【関連記事】シャンティブログ:絵本が現地に届きました
絵本が汚れないように、ビニール袋やエアパッキンなどで包みます。
シャンティへの返送代金は、あなたの負担になります。
私は、レターパックライト(370円)にしました。
宛先は、シャンティ東京事務所です。
シャンティからは、絵本の受領連絡がありません。
追跡サービス付きの宅配便やレターパックがおすすめです。
以上、シャンティ国際ボランティア会【絵本を届ける運動】の参加レポートでした。