字をもっと丁寧に書いて欲しいけれど、何か良い方法ないかな?
そんな悩みにお答えします。
お答えする私は、
- 元・塾講師
- 小学生の子ども2人のママ
- 小学生に国語の指導経験あり
\この記事を読んで欲しい方/
- 子どもの字が雑で悩んでいる
- 子どもに集中力をつけて欲しい
- 子どもに継続力をつけて欲しい
- 字を書くことが好きなお子さんがいる
小学校でひらがやな漢字を習って、慣れてくると、最初は丁寧だった字が徐々に雑になっていきますよね。
せめて、自分の名前くらいはキレイに書いて欲しい!
そんな風に考えている親御さんも多いのではないでしょうか?
そんなご家庭におすすめしたい通信教材があります。
みるみる字が上手になって、2年前とは見違えるようです。
字をじっくり丁寧に書くようになり、字を書くことが楽しいと言っています。
学年習字は、最安月625円~受講できるコスパの良い教材です。
ですが、なぜか意外と知られていないので、もったいないと思い、記事にしました!
我が家では、学年習字を始めて、2年ほど経ちますので、口コミや感想をまとめました。
この記事には、こんなことが書かれています。
- 学年習字の詳細
- 学年習字のメリット・デメリット
- 学年習字が向いている家庭
- 学年習字の始め方
学年習字とは?
【学年習字】は、日ペンの美子(みこ)ちゃんで有名な、がくぶんが作った、子供向けの習字教材です。
日ペンの美子ちゃん、一度は見たことあると思います。
昭和なつかしいキャラが、今も現役でがんばっています!笑

(出典:学年習字2019年9月号表紙より)
がくぶんは、大人から子どもまで、様々な通信教育を運営する老舗の会社です。

出典:がくぶん公式HP
がくぶんの大人向け講座では、ペン習字講座、薬膳マイスター講座、食育インストラクターなどが人気です!
その中でも、学年習字は、【小中学生向け】の通信講座になります。
学年習字は、一流のプロの先生達から指導を受けられます。
競書誌「学年習字」は、毎号決められた課題にチャレンジして提出することで、ペン習字や書道がみるみる上達できるお子様のための学習雑誌です。硬筆・書道それぞれ課題別のお手本、上手に書くコツの解説、提出者全員の級・段、提出作品への批評、優秀な作品が掲載されています。学年別に課題があり、幼年~中学生まで学べます。筆の運び方・動かし方のコツを、日本ペン習字研究会・日本書道学院の先生や展覧会の審査担当の先生が丁寧に指導しています。
引用:公式HP
また、学年習字では、「競書」と呼ばれる、段級位レベルアップシステムに毎月参加できます。
(出典:日本ペン習字研究会日本書道学院より)
毎月、課題を書いて、競書に出すことで、字が自然と上手になります。
学年習字は、子供が、継続的に、楽しく練習に取り組める通信教材なのです。
学年習字の概要はこんな感じです。
対象 | 幼児、小学生、中学生 |
---|---|
入会金 | 0円 |
月額料金 | 625円~(別途、添削料や用紙代など必要) |
添削料金 | 360円/回 |
対応科目 | 硬筆・毛筆 |
近くに、がくぶん所属の教室があれば、通学と学年習字を併用してレベルアップしていけます。
我が家もそうですが、近くに教室が無い場合は、
「添削券」(360円/枚)を購入して、一流のプロの先生方に、丁寧に添削してもらえます。
指導料は超激安!
【毎月625円(本)+360円(添削料)=985円】
という低価格で、プロの先生の指導を受けて、字がぐんぐん上達しています。

(小学校2年生:漢字ドリル練習)
丁寧に文字を書く習慣がつきました。
たくさん花丸をもらえて、毎日、大喜びしてました。
\月1指導でみるみる字が上手くなる/
学年習字で習える字の雰囲気を知りたい場合は、
がくぶんのHPで「美子ちゃんと練習しよう」というページを見て下さい。
個人的に【超・有料級】の資料かと思います!
すべて無料で、ひらがな・カタカナ・漢字を基礎から学べるpdfファイルがそろっています。
学年習字の教材
月に一冊、学年習字の本が自宅ポストに届きます。
こんな本です▼(毎月20日の発行)

娘は、毎月、ポストに届くのを心待ちにしています。
なぜなら、
学年習字では、2か月前に出した、競書の結果が発表されるから。
自分の名前や作品が本に載っていないか、ドキドキしながら確認します。
学年習字の本の値段は、625円/月(税込・送料無料)です。
本の値段には、競書の審査料金も含まれています。
昇級検定の別料金はかかりませんのでご安心下さい。
\月1指導でみるみる上達/
硬筆のお手本
学年習字の中身を見てみましょう。
(出典:学年習字2019年9月号より)
学年別の課題とお手本が書かれています。
詳細かつ丁寧に作りこまれたテキストです。
大人が読んでも、すごくためになるテキストなので、私も毎月一緒に使っています。笑
うっとりするほどキレイな字なんですよ~!
毛筆のお手本
次は毛筆です。
サンプルの課題は、漢字ですが、カタカナ、ひらがなの課題もまんべんなく出ます。
(出典:学年習字2019年9月号より)
学年習字の添削
がくぶんの習字教室に通えないお子さんは、添削で教えてもらえます。
うちも近所にないので、添削生です。
学年習字本誌とは別に、添削券を買えば添削してもらえます。
▼添削券は、6枚セットで2,200円です。(2019年10月現在)

添削は、こんな感じで提出します。
硬筆の場合▼

毛筆の場合▼


(1)添削課題をB5用紙に添付
(2)上記(1)に、添削券(オレンジ色)を添付
(3)添削課題の返信用封筒に自分の住所名前を書いて、84円切手を貼る
(4)学年習字宛の封筒に、(1)~(3)を同梱
毎回、プロの先生が用紙いっぱいに赤で添削してくれます。
毎月、娘は添削が返ってくるのが楽しみで過ぎて、毎日のようにポストを覗いているくらいです。(笑)
進研ゼミやZ会などの、通信添削講座が好きなお子さんには、学年習字も向いていると思います。
▼気になる、実際の添削はこちらです!(硬筆)

我が家は、まだ毛筆にチャレンジしていないのですが、料金は変わらないので、そろそろやりたいな~と考えています。
中学生の添削例です。さすが、中学生は上手ですね~!
日ペン『学年習字』7月号、中学生8級を添削。
しっかりした線で書けています✒️#パイロット #万年筆 #ペンの光 #ペン字 #添削 #手書きツイート #日ペン #ボールペン字 pic.twitter.com/1qB2jxPXBx— とりしま翔陽 (@Marilyn_yumi) July 9, 2019
我が家の考える、添削の良い点は、毎月の課題の文字だけでなく、「子供の名前を毎回しっかり直してくれる」ところです。
娘も、毎回細かく直されています。
厳しいようですが、名前は大事だから添削してくれているんです。
子どもの時はもちろん、大人になってからは尚さら。
自分の名前を書く時って大事な行事のことが多いですよね。
ご祝儀袋や香典袋に名前を書くとき、恥ずかしくないようにしてあげたいですね。
\一流の先生から添削が受けられる/
料金
学年習字でかかる、大まかな費用は下記の通りです。
学年習字本誌 | 625円/月(税込、送料含む) |
---|---|
添削券(任意) | 6枚セット 2,200円 |
競書用紙 | 1組10冊715円~(送料別途) |
切手代 | 競書送付…84円 添削指導…84円×2枚 |
実際は、料金を半年払いまたは1年払いで選んで、郵便局で払います。
半年払い | 3,750円 |
---|---|
1年払い | 7,500円 |
振込手数料 | 152円/回~(郵便局) |
郵便局の払い込み伝票で支払います。
支払う時に、手数料がかかります。
機械で操作するのが一番安く、「手数料:152円」が追加料金で取られます。
※クレジットカード払いもできるそうです。学年習字に直接連絡してください。
というわけで、 添削の回数や、買う用紙の種類によって値段は変わってきますが、
学年習字の良いところは、毛筆も硬筆も両方習っても、料金が変わらないところです。
※添削を受ける場合、料金(360円/回)は、硬筆と毛筆それぞれにかかります。
\すぐに始めたい!スターターセット/
競書でレベルアップ
学年習字では、「競書」と呼ばれる昇級・昇段システムがあります。
毎月、学年別の課題を提出して、良い評価をもらえると、級や段が上がります。
(出典:日本ペン習字研究会日本書道学院より)
学年習字を始めたら、まずは10級からスタートです。
早ければ、毎月、ひとつずつ級が上がっていきます。
ちなみに、級が下がることはありません。
競書を出せば、必ず本に名前が載ります。
特に優秀な作品は、作品が掲載されたり、先生の批評がもらえます。
だから、競書を出した後、次の学年習字が届くのがワクワクどきどきなんです!
自分の名前が本に出たり、先生のコメントが書いてあると、とても嬉しいですよね。
学年習字のメリット
我が家が1年ほど続けて感じる、学年習字のメリットは、次の5つです。
- コスパが良い
- 自分のペースでできる
- 漢字の書き順をしっかり学べる
- 文部科学省の書写教育に沿っている
- 少ない時間で効率よく字がうまくなる
コスパが良い

通常、習字教室に通うとなると、週1回で月謝は平均3,000円くらいでしょうか。
月謝は、その他の習い事よりも安いかもしれません。
しかし、習字教室に通うと次の出費も含めて考える必要があります。
- 年会費
- 施設費
- 暖房費
- 昇級試験代 などなど
その分、学年習字では、自宅でできる通信講座なので、上記の料金がかかりません。
我が家の料金サンプルを見てください。
学年習字にかかった費用詳細(2019年9月)
- 学年習字本誌:625円
- 添削費:360円
- 切手代:84円×3枚【合計】1,237円
しかも、学年習字なら、一冊で、硬筆と毛筆を両方を習うことができます。
気軽に続けられる秘訣は、この安さとコスパです。
自分のペースでできる
学年習字は、通信教育なので、自分の好きな時に取り組めます。
だから、私からあえて、「今日、学年習字やる?」とは声かけしません。
だって、子供が疲れている時に書かせても、全然やる気があがりませんよね。

だから、娘が、「あ!今日、なんか字書きたい気がする~~学年習字やろ!」なんて、自分から言い出した時がチャンス。
月に1回ですので、気分が乗ったときに、取り組むことができるのが良いところです。
本人のやる気がある時に、学年習字のお手本を見ながら、じっくり練習します。
それから、本番用の添削や競書課題を書いています。

習字教室は、通う曜日も時間も決まっていることが多いので、子供の気分や体調に合わせていけませんよね。
その点、学年習字は、自分のペースでじっくり取り組めるので、自然と集中力が付いていきます。
漢字の書き順をしっかり学べる
学校の漢字ドリルの宿題は、とにかく何度も書くことを求められていませんか?
子供は賢いですから、なるべく手を抜いて雑に字を書くようになってしまうのも当然ですよね。
反対に、学年習字では、少しの文字をじっくり丁寧に書くことを大切にしています。
だから、学校でテキトーに覚えてしまった漢字の書き順も、復習できるチャンスがあります。
学年習字のテキストには、課題となる文字の書き順が書いてあります。
気付かなかった間違いを、正しく直せる教材です。
文部科学省の書写教育に沿っている

字の練習をする本って、世の中にたくさんあります。
でも、本によっては、学校で習う文字と少し違うってことがあったりします。
大人になると、大して気にならないですが、子どもにとっては大きな違いです。
特に、学校の先生の言うことは、絶対な時期なんです。
だから、学校で習う文字と文字の練習本の文字が違うと、子供はすごく戸惑います。
その点、学年習字は、学校の書写教育に合わせて作られていますので、子供は戸惑いを感じず、素直に学べます。
少ない時間で、効率よく字が上手になる

一つ前でお話したように、学年習字は、「子供のペース」で学べるのがメリットです。
でも、親御さんとしては、
と、当然、思いますよね。
確かに、月に一回しか指導はありません。
ですが、学年習字では、少量の文字を練習することで、最大限の効果を生む工夫がされています。
丁寧に作りこまれたテキストで、字のバランスから、とめ・はね・はらいなど細かいポイントまで分かりやすく書き込まれています。
学年習字のデメリット
一方で、学年習字のデメリットもあります。
- 直接、先生から教われない
- 緊張感が少ない
直接、先生から教われない

習字教室に通うと、字の練習だけでなく次のようなことも学べます。
- 先生との挨拶
- 礼儀作法
- 正しい姿勢
- お友達とのやり取り
自宅だと、いつもの机で「さて、書くぞ~」と気軽に始められます。
しかし、正しい姿勢や礼儀作法などは、一人では学べません。
親も子供と一緒に、取り組む姿勢が大切になってきます。
緊張感が少ない
学年習字は、自宅で、一人で課題に取り組むので、教室のようなピリッとした空気はないかもしれません。
先生に見守らながら、ドキドキしつつ書くという体験は、確かにできません。
なので、我が家では、学年習字の課題を書くときは、いつも学校の宿題をするダイニングテーブルではなく、別の部屋に移動して書くことにしました。

学年習字をするときは、一人で静かに、集中できる空間を作ってあげると良いと思います。
学年習字が向いているご家庭
通信講座の学年習字が向いているのは、以下のようなご家庭です▼
- 習い事の料金を安く抑えたい
- 少しでも字がキレイになって欲しい
- 他の習い事で忙しくて、習字教室に通えない
- 子供が「字が上手になりたい!」と言っている
- 赤ペン先生の指導が好き
上記に当てはまる項目があれば、ぜひ無料サンプルを取り寄せて、お子さんの反応を見てみてくださいね。
\手軽な料金で、字が上手になる/
学年習字の始め方
学年習字に興味がある方、さっそく始めたい方は、以下の3つの方法から選べます。
- 無料の見本サンプルを手に入れる
- とりあえず半年やってみたい
- 雑誌のFujisan.co.jpで申し込む
無料の見本サンプルを手に入れる
学年習字に興味は湧いたけど、まだ始めるのはちょっと…と言う方におすすめ。
学年習字の見本誌をもらえます。
無料なのが嬉しいですね!
\試しに実物を見てみたい/
とりあえず半年やってみたい
長く続けられるか分からないから、ひとまず半年コースをやってみたい方におすすめ。
学年習字には、「お得なスターターキット」があります。

(画像引用:学年習字)
- 「学年習字」6ヵ月分
- 添削6回分
- 出品用競書用紙
- 学年別競書用紙A (幼年、小学校1・2・3年生用)
または学年別競書用紙B (小学校4・5・6年生、中学生用)
※ 初回に「学年習字」最新号とキット内容物をお届け。
その後、期間終了まで毎月20日に新しい「学年習字」を発送。
料金は、4,700円(税込)です。(2019年10月現在)
普通に買うより、学年習字スターターキットの方がお安く始められます。
雑誌のFujisan.co.jpで1年まとめて申し込む
オンラインで雑誌を申し込めるFujisan.co.jpにも学年習字があります。
支払い方法は、次の2つ▼
月払い | 625円(税込・送料無料) |
---|---|
1年払い | 7,500円(税込・送料無料) |
送料無料で、毎月払いにできるのが良いところ。
半年続くかも分からないし、2~3か月お試しでやらせてみたい。
というご家庭向き。
Fujisan.co.jpの得点を利用して始めるのもありです。
登録すると、5,000冊以上の雑誌が無料で読み放題
レビュー投稿でAmazonギフト券500円プレゼント
うちは、Fujisan.co.jpで『子どもの科学』なんかも購読しています。
(私は、ファッション雑誌最新号をタダで読み放題させてもらっています。笑)
学年習字にあると便利なもの
以下の3点があると、より学年習字で上達しやすいはず。
- 書きやすい鉛筆
- 十字リーダー入りノート
- 硬筆用ソフト下敷き
特に③硬筆用ソフト下敷きは、あるとないとでは歴然の差が出ます。
鉛筆運びが、しっかりとして思い通りの線が書けます。
学年習字の競書でより上を目指すならば、ぜひ最初から買ってあげて欲しいです。
実は、うちの娘は、このソフト下敷きを知らずに過ごしてしまいました…。
買ってあげられたら良かった…残念(T_T)
というわけで、現在、我が家には黒いソフト下敷きがあります▼

私も娘に影響され、ペン習字を始め買いました。
学年習字は中学生までなので、大人版「ペンの光」を購読中です。
黒いので、汚れも目立ちません。
子ども達は字や絵を「上手に」書きたい時に一緒に使っています(^^)
※ソフト下敷きの比較は、下記のサイトが参考になりました!
まとめ:学年習字は安く、字が上手になれる
学年習字は、丁寧に作りこまれたテキストで、お子さんが楽しく粘り強く続けられる工夫がたくさん盛り込まれています。
昇級できると、自分の字に自信がつき、ますます上手になると思います。
料金も添削込みで1,000円ちょっとから手軽に始められます。
字が上手になって欲しい!というお子さんに、ぜひ試してみてくださいね。
参考:文字の添削をしてくれるタブレット教材もあり
最近は、国語の漢字を赤ペン先生ではなく、タブレットがその場で漢字を添削してくれるサービスも人気です。
- 習字をやりたがらない
- 紙だと勉強したがらない
- タブレットを使い慣れている
という小学生のお子さんは、スマイルゼミのタブレット教材をおすすめします。
進研ゼミにも同じ機能はあるのですが、
スマイルゼミの方が、美しい文字には高得点を付けてくれるので、お子さんのやる気がより上がるかも▼
◆今なら、無料資料請求で、分析に基づく読めない・書けない漢字教材がもらえます▼
小学生の子供たちを塾で教えていたころ、できない漢字の傾向がかなり偏ることを知りました(^^;)。
よくある教材は、「でる順漢字」シリーズですが、
逆タイプの教材は、書店にはあまりないため、タダでもらえるならありがたい分析結果かと思います。
⇒スマイルゼミの無料資料請求